脱力日記

脱力おばさんの思い出話やつまらない日常を綴るブログ

安倍普三と金正恩の「役割」は、同じだと思う件

北朝鮮は、本当に中国に逆らっているのか

私には、やっぱり、金正恩政権下の北朝鮮が、本当に中国の言うことを聞かなくなって、逆らっているというふうには、思えないのである。


ウィキペディアには、北朝鮮の核開発の「理由」については、こういうふうに書いてある。

このような国際社会の苦悩にもかかわらず、北朝鮮が核開発を継続する理由には、冷戦崩壊後も朝鮮戦争が「休戦」状態で継続している一方で中華人民共和国との軍事同盟は残るものの、旧ソ連の庇護は受けられなくなることを背景に、アメリカ合衆国から核抑止力を以って「体制保証」を得ること、いわゆる瀬戸際外交による外交上の交渉カード、海外への技術移転による外貨獲得、国際的および国内的な国威発揚、先軍政治による軍の威光や成果の優先、などが指摘されている。

↑ここに「書いてないこと」で、「ごく当たり前のこと」で、「最も考えられる可能性」というのは、なんだろう。
…それは、普通に、「北朝鮮は、中国と示し合わせて、長期的な『米軍の追い出し作戦』を展開している」という、見方だろう。
北東アジアから米軍を追い出すというのは、中国にとっては、当たり前で、外せない目標である。
米軍というのは、北東アジアには、もともといなかったんだから、いつかは出て行くべきなのだが、アメリカにとっては「最もおいしいみかじめ料」で、「事実上の雇用政策」である東アジアへの基地展開を、自主的にやめてくれるはずが、ない。
だから?
「追い出すために、何かをしなければ、永遠に出ては行かない」ということなのである。
だったら、普通に考えて、「孫子の兵法」の中国が、「出て行ってくれるのを何もしないで黙って待っている」というわけは、ないんだよな。

死期の迫った金正日の行動

金正日は、死ぬ前の1年半くらいの間で、3回も訪中していた。

特に、最後の訪中は、金正日の体調悪化が伝えられる中、印象に残っている。
「息子の代になっても、どうかよろしく」と、頼みに行ったに違いないと、誰もが思った。
正恩が同行したのかどうかは、不明だが、最後の時には、胡錦濤とも会談をしている。
金正日の死期が迫っていることが明白な中、中朝双方の指導者たちは、1年半くらいをかけて、いったい、何を話し合っていたのだろう。
…それは、「息子をよろしく」はもちろんのはずだけれども、もっと何か、「金正日が死んだあとのことについての具体的な約束とか予定」だったのでは、ないのか。
それは、普通なら、「若くて未経験の指導者になったのをいいことに、アメリカが攻めてくるに違いない」という「金政権最大の懸念」への「対策」というふうに考えるのが、妥当であろう。
これをちゃんとしておかなければ、死んでも死にきれないはずである。
27歳で、政治経験のない息子に後を託し、安心などしていられるはずがない。

「中国と北朝鮮の間」では、有り得ない

だから私は、どうもやっぱり、金正恩の代になってから、本当に、中国と疎遠になっただとか、言うことを聞かなくなったというふうには、思わないのである。
そういうのは、あそこの両国の関係としては、かなり無理があると思う。
なにしろ、祖父・父と二代に渡って、中国のバッファー役として、アメリカとの間に挟まって、がんばって役目を果たしてきたのである。
それを、代替わりをしたからというだけのことで、「知らないね」「昔は昔、今は今」などと、アメリカ人のようなことを言って、「投げ捨てる」ということができるとは、思えないし、そういうことをすれば、何よりも「親不孝」である。
そうなると、「人の上に立つような立派な朝鮮人」とは、言えなくなる。
だいたいの話が、「親孝行はどうでもいい」と思っているのかどうかは、金正恩の「名前」を見れば、わかる話ではないか。

安倍普三と金正恩は、同じ役割を果たしている

最も自然な考え方は、金正日と胡錦濤の間で、「正恩の代になったら、代替わりで疎遠になったということにして、暴れてもらって、米軍の追い出し作戦をやろう」という約束があった、ということだろう。
そもそも、「アメリカ」が、安倍普三にやらせている役割というのは、そのまま、金正恩がやっている役割と、同じではないか。
安倍普三は、中国を悪者呼ばわりし、挑発するというのが、宗主国のアメリカのための「役目」である。
アメリカが、日本人を使ってそういうことをするなら、中国だって、朝鮮人を使って、同じことをやっていても、おかしくない。
というか、やっているほうが、普通。
だから、安倍普三と、金正恩というのは、「同じ」なのである。

正男暗殺の謎

金正男の処遇についても、父親の正日が、中国側と約束をしたとしか、私には、思えないのである。
「保護」という名目でもって、実は、「約束を守る」という保証として、身柄を預けるから、と。
だから、マレーシアで暗殺されたことは、どういうふうな意味合いになるのかが、非常に不思議なのである。
金正男に死んでほしいと思っていた勢力は、複数いるだろうし、その理由も、いろいろ考えられる。
しかし彼は、おそらく、中国政府の人質として、先代の金正日と胡錦濤の間の約束でもって、身柄を預けられていたのである。
だったら、それを殺すということは、どういう意味になるのか。
そして、誰が、どの勢力が、殺したのか。
ここらへんは、まったくもって、不明である。

中朝連合軍に心の中でエールを送ることしかできない

100年後には、「今起こっていること」が、「本当はなんだったのか」ということが、わかっているだろう。
なにしろ、中国政府と金政権の間で、密かに、「米軍追い出し計画」を実行してくれているのであれば、もしも、そうだとしたら、これは、自力では、米軍を追い出せず、永遠に植民地の民として生きる運命の、われわれ「非常に気の毒な一般の日本人」にとっても、またとない「いい話」なのである。
だから、心の中で、応援をしていればいい、と。
今は、何も協力できなくて、申し訳ありませんが、どうかがんばって、米軍を追い出してください、お願いします、心の中で、祈ってます、と。
無事に米軍を追い払った暁には、また、平和な東アジアを取り戻し、昔のように、仲良く暮らしましょう、と。