脱力日記

脱力おばさんの思い出話やつまらない日常を綴るブログ

老いはいつから始まるのか

45歳を境にがらっと変わる

40歳を過ぎたら、10年というのは、非常に短い。
何をしていたのか、よくわからないうちに、ああ、10年経っていたのか、と。
その同じ10年の間に、6歳の子は、16歳になって、形も内容も、まったく変わってしまっているのに。

白いまつ毛がいつ生えたのかが、わからない

40歳というのは、まだ元気だけれども、たぶん、45歳を過ぎると、「老い」というのは、どどっと来る。
白いまつ毛とか、白い眉毛を発見して、愕然としたのも、たぶん、それ以降だったと思う。
そして、老眼。
老眼というのは、45歳くらいを境に、急激にひどくなって、ある日気がついたら、もういろんなものが、読めなくなっている。
しかし、「いつからそうなっていたのか」が、わからない。
針に糸を通せない年寄りを、どうしてなんだろうと思っていたのは、ついこの前のことのようなのに、いつのまにか、自分がそうなっている。


「できないこと」が増えて行く

ある時点までは、「まだできる」ということを証明しようと思って、無理をしてみたりする。
でも、いずれ、できなくなる。
前にはできたことが、どんどんできなくなってくる。
そういうものが、ひとつひとつ増えて行き、全体的に、人間としての機能が低下したということを、認めざるを得なくなる。
あれもできなくなった、これもできなくなった、前はできたのに、いつまでできていただろうか、そういうことばっかり考えるけれど、考えても、またできるようには、ならない。
そういうのが、「老い」なんだな、と思うしかない。


選択的に老いることができないもどかしさ

どちらかと言えば、聴力のほうに落ちてもらいたいと思っているのに、これが、なかなか落ちない。
人生は、いつもそうだが、思うようには行かない。